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市川三郷町で【大塚にんじん】を収穫してみた!

執筆者の写真: 冨田勘五郎冨田勘五郎

更新日:2023年3月23日

此度は初冬に旬を迎える、市川三郷町の特産品 【大塚にんじん】の収穫に行って参った!

実は、本年(2020年)7月には、CIH山梨地方創生合同取材 にて【大塚にんじん】の種蒔きを体験させて頂き、また我らが同取材に初参加させて頂いた1月にも今回と同じく、市川三郷町を巡る取材の最後に一度体験させて頂き申した。


そして、今回は昔ながらの農具のみで大塚にんじんを収穫するという手法に挑戦致した。


先ずは、畑の様子をご覧頂きたい。


種蒔きをした7月の時点。

【写真提供】山梨ときどき犬bymi


12/13

のっぷいの土が見えない程、大塚にんじんの葉が大きく青々と育ちましたぞ!



大地の恵みを目の前に、既に食う気満々の千代乃。



収穫の苦労を知らず、とりあえず食う事が頭にある浮かれる二人。



まずは、「大塚にんじん」の葉を鎌で切り取って行きまする。

次にこの「堀り棒」と言う1m以上ある鉄の棒を地中深く埋まった「大塚にんじん」の脇に差し込み、土をほぐしたり、細かい根を切って行きまする。

八ヶ岳の火山灰の蓄積によって出来た「のっぷい」と呼ばれる肥沃な土は、とても目が細かく積もった雪のように、この「堀り棒」を挿すと地中深くまでどんどん埋まって行きまするが、市川三郷町の特産品「大塚にんじん」と言えば、60㎝以上も成長する長~いにんじん。


人の力のみで収穫するのは中々の至難。











食い意地の張ったこやつらは最初から大物を狙うも・・・。

この結果。


体力勝負な農作業は、まずは労せず採りやすい物から取って行くのが吉。

最終的に大物は残った体力と相談しつつ狙うべき・・・と拙者が教えるも。



執拗なまでに「ここに大きいのが!」と諦めない。

二人掛かりで掘り進め・・・。


この結果である。


欲をかかず、一つ一つ着実に収穫する事が寛容。さすれば、いつか大物も・・・。


採れると言う物じゃ!!


一時間弱、収穫を行った所で昼食タイムじゃ。


「大塚にんじん」を使った「のっぷいカレー」を馳走になり申した。

農作業はイマイチだが、こやつら二人は本当に食い物だけは美味そうに食うのう。





更に採れたての「大塚にんじん」をその場で素揚げにして頂き申した。

これが本当に美味い!!

油で揚げて、軽く塩をまぶしただけのシンプルな料理なれど、「大塚にんじん」の風味と甘みが凝縮された最高の食べ方ではなかろうかと拙者思う。

シンプル イズ ベスト とは正にこの事やも知れんな。





例年では、「大塚にんじん収穫祭」と言うイベントも行われ、多くのお客人たちと共に、大塚にんじんの収穫を祝う祭りも催されているので御座りまするが、本年は残念ながら中止となってしまい申した。


食い意地の張った猿ノ助はこの一本揚げを注文。

リスが木の実をかじるが如く、ずっと「大塚にんじん」にかじりついておった!

昼食タイムには、市川三郷町のゆるキャラ、市川三郷レンジャーにんにんも駆けつけて下さり、にんにんを挟むの一枚が撮れましたぞ!


おいしい昼食を頂いた後は、もうひと働き。

今度は「大塚ごぼう」の収穫じゃ!


予め、ゴボウの脇を掘られた畑で収穫を行うも、ここまで掘ってあるにも関わず、やはり中々簡単には抜けない!

こやつら二人はまた欲が出て、大物を狙い始める。


悪戦苦闘して居る二人を尻目に、拙者はツイッターで皆の衆に任務の途中経過を報告。


「大塚にんじん」同様、「堀り棒」で土をほぐしながら、最後は引き抜くも・・・。

折れてしまった。


他の者も途中で折れてしまった姿を、にやけながら見ておる猿ノ助の姿を拙者は見逃さなかった!!


ここでも、執拗なまでに大物を狙う千代乃の図。



農作業の後に、「大塚にんじん」や市川三郷町の農産物を使った、試作のスイーツを頂き申した。どれが美味そうか語っておるこやつらは本当に幸せそうな顔をしておるな。

なお、此度頂いたのはまだ試作段階の物で御座りまするが、「大塚にんじん」を使ったジェラート南アルプス市の御勅使氷菓子店で頂く事が出来まするぞ!!



試作スイーツを頂きながら、まだ「大塚にんじん」を掘りたそうな顔をしておる猿ノ助と千代乃。



市川三郷町の特産品、大塚にんじんみたまの湯隣接の直売所他、市川三郷町の農産物直売所などでも販売されておりまするので、食べた事の無い皆の衆は是非とも、一度ご賞味下さりませ!!

普通のにんじんとは丸で別物と言う程、味に違いが御座りまするぞ。

これは、どんなに言葉を並べてみても、動画でお伝えしてみてもやはり一度食してみなければ伝わらない感動に御座りまするので、ご興味を持って頂き味わって頂ければ、幸甚に御座りまする。




冨田勘五郎 記す

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