さて、前編に引き継ぎ、猿ノ助殿と調査に訪れたのは早川町にある、株式会社YAMATO様にござりまする!!
こちらは、早川ジビエを町の特産品として普及させるべく、早川町とタイアップし運営しており、ジビエ処理加工施設のすぐ隣に、レストランが併設されておりまする。
早川町といえば、日本で1番人口の少ない町と言われており、森林面積が90%を超える、とても自然豊かな町にござりまする。
そんな大自然の中でのびのびと育った鹿を、こちらでは食べさせていただけますぞ!
今回私たちは、鹿ロースト丼をいただきました。
わさびじょうゆでさっぱりと…
と、その前に!?
何もつけずにまず一口…
…Σ(´⊙ω⊙`)
美味しいっ!!!
ジビエというと、独特の匂いやクセがあるイメージで、苦手な方もいるかと存じまするが、こちらのお肉は全くそういったものがないのです!
お肉とご飯の間に敷き詰められたネギも、良い働きをしてくれておりまする(〃)´艸`)
一緒に出してくださった、山椒と食べると、これまた爽やかな香りが口に広がり、よいアクセントに♪
結局私、お醤油はかけずに、わさびと山椒だけで完食いたしましたw
スープも美味しかったぁ♡
さてしかし、なぜこちらの鹿肉はこれほどまでにクセがなく美味しいのか…
そこには代表の望月様の、妥協せずに安心安全な良いものを提供したいという、熱い思いがございました!!
代表自らが捕獲した鹿を、処理施設で加工し、販売やレストランで提供する。
通常撃ってから、2時間以内に処理施設に運ぶ、というルールがあるそうなのですが、なんと望月様は、撃ってから1時間後にはパッキングまで終えられているそう!
このスピード感…
私、感服いたしました(。>ω<。)
そして、狩猟方法にもこだわりが!?
なんでも撃つときは、鹿の頭もしくは首を狙うそうです!
お腹などを狙うと、食べるときの味に影響があるそうで、また犬を使った猟もしないそうです。犬に追われて興奮してしまうと、鹿にストレスがかかり体温が上昇、するとこちらも味に影響が…リラックスしているところを静かに狙うそうです。
私も忍びとして、気配を消し静かに敵に近づく…もっと見習わなくては( ˘ω˘ )
しかし撃つ位置によっても、味に違いが出てしまうなんて、知らなかった…
鹿の頭というと…小顔!?
そこを狙って仕留めるとは、まさに達人技…恐るべし(⊙︎ロ⊙︎)
こちらでは、加工時にもかなりのこだわりが!処理の仕方でも味が違ってくるそうで、こちらは山梨ジビエ認証制度と、国産ジビエ認証制度の承認施設となっており、徹底した管理のもと、処理・加工が行われておりまする。
実際に、山梨県食肉衛生検査所や、山梨峡南保健所の協力により、測定や検査が実施され、安全性についても、適切な衛生環境のもとで提供されていることが証明されておりまする!
ジビエといえば鹿のほか、猪などもよく食べられておりますが、望月様いわく猪は、個体によって味が全く違うそうで、そういった理由から安定して美味しいものを提供できる、鹿をメインにこちらでは扱っているそうです。
こういったところにも、一切の妥協を許さず、美味しいものを届けるという、信念が伝わってまいりますな(´∪︎`*)
低カロリー・低脂肪・高タンパク・高鉄分・豊富なミネラル!!
良いことだらけの鹿肉にござりまするが、こちらのレストランでは開放的なテラス席で、バーベキューやロースト丼、カレーなどをお召し上がりいただけます!
大自然の中のテラスで、選りすぐりのジビエを堪能してみてはいかがでしょう?
鹿肉の冷凍販売などもしておりますぞ!
なんと、ご家庭でどのように調理していいわからない方のために、クックパッドでレシピも公開しておりまする。
望月様は食べることも大好きだそうで、メニューにも一切のぬかりはございませぬ。
レストランについては、基本的に週末、祝祭日のみの営業となりますので、ご訪問前にHPなどでご確認いただくことをお勧めいたしまする!
今後はキッチンカーでも早川ジビエをお届けできるよう、ただ今準備中とのこと。
鹿肉のハンバーガーが食べられるそうですぞ(゚ー,゚*)ジュルルル
さぁ、最後に…
今回調査させていただいた2軒で、共通していたのは、どちらのお店もご主人の行動力が卓越している!!
そして、良いものを届けるために妥協しないという強い思いが、まわりの人をも巻き込んで、新しいものが生み出されていく…
パワフルな人の周りにはパワフルな人が集まる…(*´艸`)
そんなお2人にもぜひ会いに行っていただきたいと思いまする!
私も、負けずに頑張らねば✧︎*。٩(ˊωˋ*)و✧︎*。
それでは、今回の忍務報告はここまでにございまする。
魅力いっぱいの山梨県、次回はどこに調査に参りましょうかのぉ?
千代乃記す…(完)
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