昨年9月から『おもてなし参上』させて頂いている『旧高野家住宅 甘草屋敷(かんぞうやしき)』を改めてご紹介致しまするぞ。
甘草屋敷は、JR塩山駅北口から徒歩1分の場所にある重要文化財に指定されている古民家で御座る。
北口に降りてすぐ、足元にはこんなご案内も。
「信玄公像」脇にこんな趣ある今では珍しくなった、『公衆(甲州)電話』が！
SNS映えしそうで御座るな。
車椅子の方でも入れるよう考慮されておりまするぞ！
主屋以外は入館料は無料で、電車の待ち時間などに立ち寄るには持ってこいの場所じゃ。
現在、主屋では『ひな飾りと桃の花祭り』が開催されており、江戸時代から残るお雛様等を甲州市ボランディアガイドの会 の会員の方々がお雛様のご説明をして下さりまする。
普段は、主屋の二階も見る事が出来まするが、雛飾りが展示されている期間はお二階へ登る階段にもお雛様が飾られている為、登る事が出来ませぬ。
物足りないと思った皆の衆、主屋の裏も入っても良いので御座るぞ！(無料)
子ども図書館の蔵では、定期的に色々な展示もされておりまするぞ。
蔵は二階も登れまする。
窓枠の右下の部分はアクリル板が無く、外の涼しい風は室内に入り込んできますぞ！
(※牢獄に囚われている訳ではないで御座る)
「子ども図書館」の脇には井戸がありまするぞ。
今は枯れてしまっておりまするが、かつては生活をさせていた命の水だった事に御座りましょうな。
「子ども図書館」裏には茅葺屋根の小屋が。
その昔は客間や住み込みの使用人の住居として使われていたように御座る。
甘草屋敷は全ての建物が重要文化財になっておりまする。
3/14からは「子ども図書館」の蔵で行われる企画展のテーマはなんと忍者！！
先程の二階にもしかしたら、我らがこっそり潜んでいる事も・・・あるかも知れませぬぞ！？
さあ、如何に御座ったかな？ 主屋以外にも見所多き『甘草屋敷』を是非ごゆるりと隅々までご覧になって行って下さりませ！
Photo:甲州おもてなし忍者三ツ者衆/映像撮影班
冨田勘五郎 記す
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